目覚めのひと言。
大学を卒業後コピーライターを目指し大阪へ引越しをした頃、 宣伝会議のコピーライター養成講座を受けることしか考えておらず、 しばらくはバイトもせず貯金を食いつぶす生活を送っていた。 知人や友人の居ない大阪では人と話すことも…
大学を卒業後コピーライターを目指し大阪へ引越しをした頃、 宣伝会議のコピーライター養成講座を受けることしか考えておらず、 しばらくはバイトもせず貯金を食いつぶす生活を送っていた。 知人や友人の居ない大阪では人と話すことも…
山口県の実家には四国八十八ヶ所のご朱印がされた掛け軸があった。 父が亡くなってからは、祖母の家にまつられている。 父の病気がわかったときのことは正直よく覚えていない。母から聞かされたのだと思うが、 癌が発覚してすぐなのか…
昨日緊急の回覧板が届き、町内会長さんが亡くなったことを知った。 以前に2年間だけ町内会で班長を務めた際に、お世話になったご恩もあったので お通夜に参列させてもらうことにした。午後7時から場所は近所の葬儀場。 向かう途中で…
「人を思いやるって、どうすればいいの?」という、NHKの番組から聞こえてきた疑問に足を止めた。 「思いやるとは、相手を思うことだろう!」とツッコミそうになったのだが、 相手を思うってどういうこと? ともう一度自分に尋ねて…
小学校の頃、僕は“神童”と言われるほど野球の才能に恵まれており、 所属していたスポーツ少年団のホームラン、打率、打点など、記録という記録を塗り替えていった。 誰もが「こいつはプロになるに違いない」と期待を集めていた。 中…
大学時代、高校からお付合いしていた女性と別れるまで、僕はからっぽだった自分に気づかなかった。 はじめての一人暮らしも彼女がいたから寂しくなかったし、 遠く離れていても僕を想ってくれてる人がいるというのは心強かったし、僕は…
いろいろと悩んだり考えたりして生きてきたようで、 振り返ってみればちゃんと考えずに生きてきたことに気づく。 あの時ああしておけば良かった、こうしておけば良かった、ということがたくさんある。 まず野球部時代、筋トレはもっと…
自分に文章の才能があるとは一度も思ったことがないが、 たった1度、小学生の読書感想文コンクールで賞をとったことがある。 読書も作文も僕は大の苦手で、夏休みの宿題にはいつも苦労させられていた。 その年も夏休みが終わりに近づ…
「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせである」とジェームス・W・ヤングは言った。 新しいかどうかは別にして、18歳のときに行った最後の家族旅行は【僕の受験】+【旅行】という めずらしい組み合わせによって、忘れられない思…
今から18年前、コピーライターを目指すことを決意したときに自分の中で2つのルールを決めた。 ひとつは「本を買うお金を惜しまない(迷ったら買う)」、もうひとつは「ネタ帳(野村ノート)をつける」こと。 野村ノオトには、読んだ…
18歳で下関を離れて帰省するのは年に1〜2回。それは20年以上続いている。 帰省の目的は、母や祖母、叔父や叔母、親戚に顔を見せることが主で、 友人と遊ぶなんてことはほとんどなかった。 せっかく帰省しても、1日目は母と食事…