広告クリエイターとして実力を試すべく、さまざまな公募のコンペに参加をしているのだが、簡単に入賞するほど人生は甘くはなく毎回くやしい思いで応募した作品たちとお別れをしている。入賞を逃したとはいえ一度は入賞を信じてともに戦った作品。そんな作品たちをここ【書損寺(かきそんじ)】で供養してまいりたいと思っております。
今回の供養となる作品は、2016年の朝日広告賞ボツ作品です。
〈制作者〉
コピーライター/野村 武史(ティーズ:当時)
カメラマン/松田 保(Glide:グライド)
◆全国ふりかけグランプリで、生タイプのふりかけ金賞を受賞した『澤田食品株式会社』の、いか昆布新聞15段広告に挑戦。ごはんにかけて食べれば、噛むほどに口の中で味が広がるおいしさを「味の掛け算」というコピーと、無邪気にほうばる子どものビジュアルで表現。