書損寺〜かきそんじ〜




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ここ数年、何かしらの賞を取れば名前に箔が付き、もっと未来が開けるものと企み、
広告賞をはじめ様々なコンペに参加している。

結果は0勝…そう思い通りに事は運ばない。

しかし、ボツ作品でも仕事の合間に頑張って作ったからか、とても愛おしさを感じてしまう。
どうしても仕事が優先なので忙しいときは後回しにし、なんやかんやで締め切りギリギリで応募…、

もっとこうすれば良かったとか、いろいろと思ってしまうのだけれど、これがその時の最善、お前は悪くない、
悪いのは僕の実力不足だと自分を無理くり納得させる。

どれだけ愛おしい作品も、ボツになれば日の目を見ず、作った本人からも忘れ去られていく悲しい運命。
それが作り手の成長を止める、すなわち呪いに変わっているのではと僕は考える。

人間同様、ご先祖様がいて、今の僕がある。過去のボツ作品があって、今のボツ作品がある。

しっかりと、ご先祖ボツ作品供養をおこなっていくことが、今の、そしてこれからの作品の発展につながるのだと
僕は信じたい。だから、ボツ作品をきちんと供養していく仮想の寺『書損寺(かきそんじ)』のコンテンツ建設を始動した。